2008年04月01日
プロレスの持つ可能性
プロレスファンではないが、今のプロレスを知る人は多い。なんだかんだ言ってプロレスも捨てたものではない。プロレスを知らない人でも蝶野とか天山とか知ってる人は多いんだよな。ヤクザキックとかモンゴリアンチョップとか口走ってるのを見ると「へぇプロレスも捨てたもんじゃないなぁ」なんて心の中で感じている。当方は、何故だかそういう人と話が噛み合わないので深くプロレスについて話し込むことはないが(プロレスの話題になるとやはりにわかとは噛み合わない)、そういう人が会場に足を運ぶ事になればプロレスも少し好転しそうだ。
人気が落ちたとは言うものの、元々熱心に見ていたファンは未だに会場にいると思うし集客が落ちたのはいわゆるにわかファンが来なくなったからだ。ハッキリ言うとそういうファンがPRIDEとかK-1の会場に行っていたということだろうか。プロ野球で巨人戦の視聴率が悪くなったのは巨人が強くなくなったから視聴率が下がったのだと思う。当方も巨人の勝たないシーズンはナイターを見ない。去年の後半戦は意識してナイターを見ていたと思うし。
プロレスも同じで、メインを張るレスラーが強ければまた会場に熱気は戻るだろうと思う。それに彩を添えるのが前座の選手でもある。そこが充実していれば尚のこといい。今の新日本プロレスで中邑や棚橋、後藤という選手が柱になりつつあり、彼らが強さを追い求めている事は近い将来のプロレスにとって必ずプラスに作用することと確信している。
集客が落ち始めた頃、三銃士は坂を下り、後を受けた永田の世代が期待に応えられるほどの結果を残せなかった事も大きな要因だろう。三銃士が全盛期を過ぎた頃に総合格闘技の波が押し寄せたのも不運だったと言えば不運だった。世間にアピールしてきたのは新日本プロレスであってプロレスこそ新日本プロレスだと言っていいと思う。もちろん、プロレス業界の中ではその他の団体もステータスがあるにはあるが、やはり社会的には新日本プロレスがプロレスだと思っている。
言うなれば、それがアントニオ猪木が築き上げた最も大きな功績であると考えるが、あの人は業界内部に与えた負の部分が大きすぎた為に今となってはその功績ほどの扱いを受けていないのだろう。プロレス業界にはそういうところがある。挙げた功績ほどの扱いを受ける選手が皆無だと言えるからだ。
極端な言い方になるが、当方は日本のプロレス業界には新日本プロレスが一つだけあればいいと思う。この小さな列島にプロレス興行をするのは一つでいいと思う。新日本プロレスと全日本プロレスが二つでいいという意見が多いようだが、いや一つでいいんじゃないかと思う。ましてや市場の小さくなった業界にこれほどの団体は必要ないだろう。その他の団体は新日本プロレスの傘下で活動すればいい。
それには器量も必要だろうが、もう離合集散を繰り返していては例え業界が一定の力を取り戻したとしても同じ事を必ず繰り返すだろう。それではいつまでたっても安定的な繁栄は望めないのではないだろうか。当方はそう思っている。力道山の早世にまで遡って日本のプロレスはおかしくなったのだと最近よく思う。
- by サイト管理者
- at 23:22
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